ラストオブアスの難易度「グラウンド」の感想

2014年5月11日 カテゴリ: ゲーム, レビュー, ラストオブアス

2014年5月8日に PS Store にて販売開始された追加DLCの一つ『難易度:グラウンド』をプレイしてみました。

公式のアップデート内容にも、

Want a challenge? This mode is for the toughest of the hardcore. Super aggressive AI. Bring your best game or you won't survive. (引用、公式記事

挑戦する気か?この難易度は真の強者のために用意したもの。敵はスーパーアグレッシヴAIを備えている。最高のパフォーマンスで挑まなければ、死あるのみ。


とあったので、難易度:サバイバルを上回る激ムズモードを怖くも楽しみにしていました。

まずは下のプレイ動画をご覧下さい。先に観てから下に続く記事を読んだ方が分かりやすいかと思います。







動画の中でもコメントしているように、

難易度:サバイバルと同じ

ような印象を受けました。

ラストオブアスは難易度サバイバルになってようやく「ゲーム」らしくなります。もちろん、プレイする映画と言われるような「一つの娯楽作品」としては他の難易度でも楽しめる素晴らしい作品です。

しかし、単純にゲーム、ステルス・アクション・シューティング・ゲームとして捉えた場合、難易度がサバイバル一つだけというのは物足りない点でした。

そこを満たすためにも今回のアップデートで追加された最高難易度「グラウンド」には期待していましたが、このような少々残念な結果になってしまいました。

ストーリーの最初の方で、ロバート秋山の手下3人と撃ち合いになるシーンがありますが、そこで一人は銃殺、もう一人は走って格闘攻撃でノーダメージで倒せてしまいました。

その時点で「んんんん……?簡単すぎじゃないかな?最高難易度なのに…?」と思いながらプレイを続行。

ずっと「あれ?あれ?あれ?」と思いつつ続けて上の動画に至ります。

その後も、ここは流石に鬼門になるだろうと思っていた議事堂からの脱出もサバイバルと同様の先手ダッシュとすり抜けでクリアでき、美術館での乱戦も空き瓶とレンガでサバイバル同様にクリア。

新規で始めてグラウンドをクリアする時の持ち物は以下の通り。

ラスト・オブ・アス [The Last of Us] - 難易度グラウンド [Grounded Difficulty]

これでもアイテムを取らずに抜けてきたところも何箇所かあるので、丁寧にいく人ならもう少し多く残るかと。アイテム多すぎです。


材料とスキルは以下の通り。

ラスト・オブ・アス [The Last of Us] - 難易度グラウンド [Grounded Difficulty]

特に火炎瓶とその材料の布とアルコールが、ピッツバーグあたりからほぼ常時ストックフルの状態になります。


武器の改造状況は以下の通り。どちらかのハンドガン、ショットガン、猟銃、弓だけ強化しておけば十分です。あとはお遊びで。どうせ使わないので。工具レベルは5まで上げています。

ラスト・オブ・アス [The Last of Us] - 難易度グラウンド [Grounded Difficulty]



今、同時にマルチプレイ用の追加マップなども出ているため、マルチプレイで上手なプレイヤーたちと対戦することが多いと思います。

そこでのパフォーマンスの半分ぐらいを出す気楽さで進められるのがこの難易度「グラウンド」です。

もっと敵が増えていたり、動きが機敏になっていたり、巡回ルートの急変があったりというように「どうやってステルスしろと……(;´Д`)」という状況になることを想像していましたが、サバイバルと代わり映えしない内容のため残念ながら540円というお金を出してまで遊ぶほどの内容ではありませんでした。


ラスト・オブ・アス攻略サイト


The Last of Us (ラスト・オブ・アス) CERO Z版
The Last of Us (ラスト・オブ・アス)
The Last of Us (輸入版:北米)
The Last of Us (輸入版:北米)


やはり人はいつかどこかで人柱になってしまうのか……。


ちなみに、ラストオブアス最大の難所の攻略プレイ動画です。



そして下の動画は追加DLC「LEFT BEHIND -残されたもの-」の最大の難所ですが、サバイバル同様に火炎瓶1、爆弾1作れるので、上の動画の本編の難所より簡単になっています。